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札幌支部経営指針委員会 2024メールマガジン 第3号

2025.04.16(水)

「経営指針を語る」 第4回 
株式会社 出口塗工店 
代表取締役 出口則夫さん

経営指針委員会メールマガジン、今回は株式会社 出口塗工店の出口則夫社長です。経営指針研究会、実践ゼミを受講され入会からの学び、苦労されたこと、気づきなどお話を伺ってきました。

<出口則夫さんプロフィール>
株式会社 出口塗工店 代表取締役
経営指針研究会第18期修了、第5期実践ゼミ生

 

【会社概要】
所在地:札幌市白石区本通9北2-3
設立:2006年04月01日
一般建築塗装工事業
URL:https://dsun-paint.com/


 

経営の基本中の基本を知ることができた

【石田】
まず、会社の概要を教えてください。

【出口社長】
一般建築の塗装工事業として一般住宅・ビル・マンションの塗装を行っています。創業は2006年(平成18年)4月1日です。私はもともと同業者に勤務しており、ご高齢でリタイアされる社長から会社を引き継ぎ設立しました。私は管理を、妻も取締役で経理を担当し、現在社員は5名です。

【石田】
研究会入会のきっかけは?

【出口社長】
お得意先の紹介で同友会に入会してから10年ほど経ちます。研究会には同じ白石・厚別地区会の工藤商事の工藤社長からお声がけいただき、強い勧めがあり入会しました。

【石田】
実際入会してみてどうでしたか?

【出口社長】
研究生になって初めて経営の勉強をして、何もできていなかった自分は一層努力をしなければならない、経営を学ぶことの必要性・重要性を改めて痛感しました。
当時はコロナ禍でしたのでZOOMでの開催でした。中間発表会はリアルだったのかな?札幌杢幸舎の渡辺さんがサポーター、研究生メンバーは私含め5名でした。

【石田】苦労されたことは?

【出口社長】
まず大変だったのは数字ですね。数字の大切さを強く感じました。それまではどんぶり勘定で粗利しか見ておらず、数字から裏付けをとり経営を見る習慣がなく、受講してみて「ああ、これが当たり前なんだな」と感じました。その重要性を知り数字に対する意識が変わりました。

【石田】
研究会であれば平均月2回あるわけですよね。私もそうでしたが、宿題(課題)をこなしていくのは大変でしたよね?

【出口社長】
それは大変でしたよ(笑)。カリキュラムに沿ってテキストを読み、シートに記入し発表して、高校生以来でしたからね。また次講までの時間が経つのが早いのね(笑)。緊張感はありましたが他のメンバーに聞きながら何とか頑張ることができました。それまで現場を動かすことが仕事の中心で精一杯でしたが、腰を据えて経営の基本中の基本を学ぶ機会は中々ない、そういう意味でとても新鮮な気持ちで臨むことができました。

【石田】
研究会での一年間の学びを経てその後実践ゼミへと進まれるわけですが、受講されてどうでしたか?

【出口社長】
研究会から続けて始めたんですが、正直ついていくのに必死でした(笑)。最初のころは課題も満足にできず他のメンバーに迷惑をおかけしたなという思いが強いです。くじけそうにもなりましたが、それでも途中で白旗を上げるわけにはいかないと思い、「とにかくやりきろう!」と強い気持ちで取り組みました。サポーターや同期ゼミ生のフォローを受け、特にライトンの竹内さんには丁寧に詳しく教えていただき助けてもらいました。本当に感謝しています。

【石田】
実践ゼミでは具体的に行動する、どのように、いつまでに、になりますからね。
社員さんと話し合う機会が多くなります。

【出口社長】
社員との関わりはとても深まりました。理念の落とし込みはまだ十分にできていませんが、仕事の検証を頻繁にするようになりました。以前は問題が起きた時だけでしたが、ひとつの工事が終わって社員とその仕事を振り返り、みんなで話し合って次に活かすサイクルが生まれ、また朝礼もやるようになりコミュニケーションが取れるようになりました。相手の立場に立ってこちらから肚を割って話すことが以前よりもできるようになり、お互いに話しやすい環境が整ってきたと思います。

【石田】
今振り返ってみて自分の中で特に変わったのはどんなところですか?

【出口社長】
相手の話や意見を聞くようになったことが大きいと思います。入会以前は自分ひとりで何でもやろうとしていました。研究会・実践ゼミで厳しい指摘を受けることもありましたが、謙虚な姿勢で相手の話に耳を傾けることにより「ああ、こういう考え方もあるんだな」という気づきを得ることができ、自分自身の視野が広がったと感じます。
それは社員に対しても同じです。以前は自分で考えるように仕向けていたと思いますし、ほめたりすることもありませんでした。日々のコミュニケーションを通して相手が感じていること、考えていることが少しずつですが理解できるようになったとのが大きな収穫です。
繰り返しになりますが、実践ゼミのメンバーには本当にお世話になりました。最初は年齢も年齢なんで気おくれもしましたが、おかげさまで一年過ぎたころから課題もなんとかこなせるようになりました。同じ目的をもったメンバーと議論を重ねることにより仲間意識が芽生えたと思っています。

【石田】
大きな収穫を得られたこと、私もうらやましく思います。最後に、これから学ぶ研究生・ゼミ生へのメッセージをいただけますか。

【出口社長】
何度もくじけそうになりましたが、今は続けてきてよかったと思っています。議論を重ねることにより新たな気づきを得ることができ、次へのヒントにつながります。同じ志を持つメンバーと一緒に経営について語り合う貴重な経験を得ることができると思います。
【石田】
本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

<あとがき>
グループメンバーへの感謝を何度も口にされていたのが印象的で、出口社長のお人柄が存分に伝わってきました。私自身も現役実践ゼミ生として謙虚に自手の話に耳を傾けるよう、改めて姿勢を正す必要があると感じました。
インタビュー中、年齢のことをしきり気にされていましたが、これからですよ、出口社長!お互いに(笑)

「経営指針を語る」第2回はこちらからご覧いただけます

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